SEQSENSE株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:中村 壮一郎、以下SEQSENSE)は、チュウケイ株式会社(本社:札幌市中央区、代表取締役社長:稲葉 隼介)の協力・運用のもと、2025年4月10日(木)から「札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)(以下チカホ)」にて、自律移動型警備ロボット「SQ-2」の本格稼働を開始いたしました。
弊社はSEQSENSE株式会社及び札幌市との協力により昨年11月に警備ロボット「SQ-2」活用に向けた検証を行いました。その結果、SQ-2導入の効果が認められたため、今回の本格導入に至りました。
【SQ-2が担う警備業務】
■巡回
SQ-2は警備員の操作による臨時巡回や、スケジュール設定に基づく定時巡回に対応可能です。指定されたポイント間を自律的に走行し、巡回が完了すると自動で充電ステーションに帰還して充電を行います。チカホでは通行可能時間の5:45から24:30の間、状況に応じて警備員に代わりSQ-2が巡回を行うことで、警備体制の強化に活用されます。
また、SQ-2には、事前に設定した音声アナウンスを再生する「声かけ再生」機能が搭載されています。巡回中に歩行者へ「歩きスマホ」に対する注意喚起や館内での迷惑行為に関するアナウンスを流すことで、禁止行為の抑止を図ります。
■立哨
SQ-2はスケジュール機能を使用することで、決まった時間に立哨を行うことができます。チカホでは早朝・深夜の時間帯に通路内を監視することで、異常発生の迅速な発見に貢献します。
省人省力化の一助として今後もロボット警備の社会実証を積極的に進めて参ります。